CEO秘書 甲田彩乃 自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる。そんな柔軟さがAMSの魅力です。

AMSで、非臨床試験の実験補助、メール対応やスケジュール調整、契約、説明資料作成といった業務を担っている、甲田彩乃。フルリモート・フルフレックスタイムという柔軟な就労環境で、趣味と仕事の両立を図っています。
「関心がいろいろ変化する自分にジャストフィットする働き方をさせてもらえるAMSは、最高の環境」と語る甲田のキャリアストーリーをご紹介します。
STORY 1

宇宙への関心で
北大へ進学

北海道で生まれ育ち、幼い頃から宇宙に関心があって北海道大学理学部地球惑星科学科に入学しました。そこでは化石から隕石まで、マントルから宇宙までと、時間的にも空間的にも壮大な領域の地学全般を学びました。卒業後は大学院修士課程の環境科学院地球圏科学専攻に進学します。大学院まで進んだ理由は、大きく2点あります。1点目は、知的好奇心があったこと。2点目は、その学問を追求することで出会う人が変わり、人生の選択肢が増えることへの期待があったことです。選んだ研究室のテーマは大気化学。その研究室には外国人留学生しかおらず、そんな環境に魅かれたことが動機になりました。
手掛けたのは、大気中に含まれるエアロゾル状の酸性物質を分析し、有害な酸性雨などの原因物質がどこから発生しているのかを探る研究です。そう聞くと、大気汚染を連想する人がとても多いのですが、実は森林から発生しているものもあるのです。こうした新たな知見が得られるところが非常に面白かったですね。
大学院修了後に入社したのは、大手家具量販店です。就職活動に当たっては、「モノを通じて多くの人の生活に潤いを与える仕事」という軸で企業選びをしました。
入社後は店舗に配属され、接客や売り場改善業務を手掛けます。社員として、パートの業務割り当てや進捗管理も任されました。その後、一身上の都合で退職をし北海道大学アイソトープ総合センターで研究支援推進員として2年ほど働いた後、専業主婦の日々を過ごしていたところで、AMSで働いていた菊池康子さんから電話をもらったのです。
菊池さんとはもともとアイソトープ総合センター時代に一緒に働いていたのですが、「AMSで仕事しない?」という誘いの電話でした。話を聞くと、フルリモート・フルフレックスタイムという私にとってこの上ない好条件。それならば仕事を再開できると、2022年8月からAMSの契約社員となりました。以来、代表である菅原さんの秘書的な立場でメール対応やスケジュール調整、契約、資料作成、海外の試薬メーカーからの輸入手配、非臨床試験の実験などを行っています。
STORY 2

大手家具量販店から
アイソトープ
総合センター、
そしてAMSへ

STORY 3

一つの目標に
向かっている魅力

AMSの魅力は、十数名という少人数のメンバーが一丸となって一つの目標に向かっている一体感や前向きな雰囲気。CEOを中心に十数人のメンバーが蜘蛛の巣状に繋がっているような組織のイメージがあり、良好なコミュニケーションが行われていると思います。
当社は目下、ドイツ製の「68Ga‐PSMA‐11合成装置」を日本に導入するための非臨床試験を北大との共同プロジェクトとして行っています。この装置は前立腺がんの画期的な診断薬を合成するわけですが、これを一日も早く日本市場に上市し、一人でも多くの患者さんの治療に役立てたいという目標があります。皆がその目標に向かって一つ一つステップを上がっていると実感できるところに魅力を感じています。
そして、フルリモート・フルフレックスタイムで働ける環境も大きな魅力。私の場合、メール対応や資料作成などの仕事は、家事の合間にできるからです。趣味を楽しめるプライベート時間もたっぷり。今の自分はそんなライフスタイルを大事にしたいと思っていますが、仕事にシフトしたいと思うようになるかもしれません。そんな時でも、当社は柔軟に対応してくれると思います。そんな“メンバードリブン”の姿勢が大きな魅力ですね。
ベンチャー企業としてのAMSに入って関心を持ったのは、ベンチャーがどのように成長していくのかというプロセス。これまで関わったことがなかったこともあり、その全てを見てみたいし、タッチしてみたいと思っています。
2022年11月、当社の手掛けるプロジェクトの成果や見通しが評価され東工大系VCからの出資が決まりました。その後、京都大学医学部との共同研究も決まり、そのプレスリリースに私も関わりました。さらに、北大で開催された日本薬学会においてランチョン(Lunch on)セミナーも開催しています。まさに私が入社してから立て続けに当社の成長に直結するトピックが続いているので、ワクワクしているところです。
私の就活のテーマは「多くの人に潤いを与える」でした。当社が手掛けるプロダクトは前立腺がんの患者さんが対象という限定的なプロダクトですが、今後プロダクトを広げてより多くの人に役立っていく可能性があり、そこに自分も関わっていければと思っています。
STORY 4

ベンチャーの
成長プロセスに
関わりたい

STORY 5

医学と語学の
リスキリング機会に魅力

自分の今後の課題は、語学力アップ。今、海外の試薬メーカーと直接購入のやり取りをメールで行っているのですが、正確なビジネス文書を作成するのに時間がかかってしまっているからです。AMSには商社出身者や米国の弁護士資格を保有するメンバーもいて、そこから学んでいきたいと思っています。当社の事業は核医学に関わるもので、この領域は海外で先行しており、国際学会に参加する機会も少なくありません。昨年は、ボストンで行われたJETRO北海道による北米ライフサイエンス・ショーケースにCEOが参加しました。今年はシカゴ、ウィーンで開催される核医学学会に社員が参加する予定です。また、取扱製品が外国製で、そのメーカーとのやり取りも頻繁にあります。こうしたグローバルな環境があるのも、語学力を磨く上で魅力があると感じています。
その核医学は、自分にとっては全くの専門外。でも、特に不安はありません。というのも、会社はリスキリングの機会を用意してくれているからです。
例えば、東北大学大学院医工学研究科EMBEE(Education of Medicine and Biomedical Engineering for Engineers:技術者のための医学・医工学教育東北大学 大学院 医工学研究科 (tohoku.ac.jp)) や、米ワシントン大学医学部のオンラインによるミニメディカルスクールへの参加実績があります。希望すれば、会社が費用を負担して参加させてくれます。
もし働く場として当社に関心があり、「自分は医学を学んだことがないから」と不安に思っている方、心配ご無用です。ぜひ一度アクセスして話を聞いていただきたいと願っています!

甲田彩乃(こうだ・あやの)

1991年、北海道札幌市生まれ。北海道大学理学部地球惑星科学科卒業、同大学院環境科学院地球圏科学専攻2017年修了。同年、大手家具量販店に入社。2019年、北海道大学アイソトープ総合センターの研究支援推進員、2022年にAMS契約社員として入社。