北海道大学病院に設置した177Lu除去装置「BSL177」を用いて、2025年8月20日に1例目の177Lu吸着実験を実施しました。また、3D放射線可視化カメラ「RAVIN CAM」を用いて、177Lu吸着処理状況の確認を致しました。
①処理前の蓄尿ボトルをカメラ計測
尿中の残留核種からの放射線をカメラ画面上で確認。
②蓄尿ボトルをBSL-177カートに格納し、カート内にて吸着処理中
カート内6面鉛遮蔽により、カメラ画面上で放射線は確認されず。
③処理前尿・処理後尿サンプル、吸着後カラム
処理前尿サンプルからは放射線が確認されるが、BSL-177により核種が除去された結果、
処理後尿からの放射線はカメラ画面上で確認されない。
また、除去された核種が、BSL-177カラムに移行・吸着された状況が確認された。
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